皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
実は僕、こう見えても一眼カメラを3台ほど所有(執筆時点)しています。
そんなにいっぱいカメラ持つ意味ある?と思われるかもしれませんが、実はカメラの二台持ちって意外とメリットがあったりするんですよね。(もちろんデメリットもあります)
そんなわけで今回は、カメラを二台持ち(複数台持ち)するメリットとデメリットをざっくりと紹介していきたいと思います。
カメラを二台持ちするメリット
さて、カメラを二台持ちするメリットですが、ざっくりリストアップすると…
- 用途に応じて使い分けられる
- 複数の構図・役割で撮影できる
- レンズ交換の手間が省ける
- 片方が故障してもリカバリーができる
- 異なる雰囲気の描写を楽しめる
といったところになります。
用途に応じて使い分けられる
カメラを二台持ちすると、用途によって使い分けることができます。
例えばフルサイズ機とAPS-C機の二台持ちとした場合、以下のような使い分けを行うことができます。
- 仕事あるいは本気の趣味用:フルサイズ一眼カメラ
- お散歩スナップ用:APS-C一眼カメラ
フルサイズ機はダイナミックレンジの広さなど主に画質面の良さがウリですが、カメラとレンズを合わせるとかなりの重量となるため、いざ持ち出そうとするとそれなりの覚悟が必要になります。
その一方でAPS-C機はフルサイズ機よりも軽量・コンパクトな傾向にあるため、持ち出しのハードルもだいぶ下がります。
このように、カメラを二台持ちをすることで用途によって使い分けができるのはとても便利です。
ちなみに僕は一眼カメラを3台ほど所有していると自慢ついでに紹介いたしましたが、参考までに以下のような用途で使い分けています。
カメラ | 主な利用用途 |
---|---|
PENTAX K-1 MarkII | 花火撮影(メイン) |
PENTAX KP | スナップ(メイン)、花火撮影(サブ) |
OLYMPUS PEN Lite E-PL7 | スナップ(サブ) |
ね、二台持ちってなかなか便利でしょ?(KPとE-PL7の役割がちょっとかぶり気味じゃないかって思うかもしれませんが、当の本人もそう思っていますw)
複数の構図・役割で撮影できる
二台待ちする二つ目のメリットとしては、異なる構図および役割を持たせての撮影ができるという点です。
主に三脚利用が前提となりますが、カメラが二台あると次のような使い方ができます。
- 異なる構図(縦構図と横構図)を取る
- 役割を複数(静止画と動画など)持たせる
例えば花火大会では高さのある花火と横に広がる花火の両方が打ち上げられることが多々ありますが、あらかじめ縦構図と横構図でカメラをセットしておくことで、双方のシーンにスムーズに対応することができます。
また、二台で異なる役割(スチルとムービー)を持たせるといったことも可能です。(最近の花火は動画向きの玉が多いですしおすし)
撮影シーンの中で複数の構図や役割を持たせられるのは、二台持ちの大きなメリットです。
レンズ交換の手間が省ける
三つ目のメリットとしてはレンズ交換の手間が省ける(レンズ交換式カメラの場合)という点です。
一眼カメラでは1台に付き装着できるレンズは1本までとなるため、他のレンズを使う際には交換する必要が出てきます。
動きが緩やかな風景撮影ではあまり必要ないかもしれませんが、特に変化の激しいシーンなどで使う場合、レンズを交換しているうちに肝心のシーンを撮り逃してしまうなんてことが十分にあり得ます。
現場で異なるレンズを装着したカメラを二台持ちすることで、レンズ交換をすることなく複数のシーンに対応することもできるようになります。
片方が故障してもリカバリーができる
四つめのメリットは1台が壊れてももう1台でリカバリーできるという点です。
カメラに限った話ではありませんが、機械もある意味では生き物なので、何らかのタイミングで壊れてしまうことは割とよくあります。
故障の程度にもよりますが、場合によっては撮影をまったく楽しむことができなくなってしまうことも十分にあり得ます。
カメラが手元に二台あれば、そんな不意の故障が起きた際にもう一台で代替することができます。
異なる雰囲気の描写を楽しめる
二台持ちをする4点目のメリットとして、カメラ毎に異なる雰囲気の描写を楽しめるという点が挙げられます。
「高画素=高画質ではない?!デジタルカメラの画質を決める3つの要素」という記事の中でも触れましたが、デジタルカメラの画質を決める要素としては次の3つが挙げられます。
- 画素数と1画素の面積
- レンズの光学性能
- レタッチ(画像処理)
例えば同じような焦点距離、仕上がりモードで撮影したとしても、異なるカメラ・レンズを使うと弾き出される写真の雰囲気は大きく変わってきます。
以下はPENTAX K-1 Mark IIで撮影した写真(上)とOLYMPUS PEN Lite E-PL7(下)で撮影した写真ですが、同じような色味になるような設定を施しているにも関わらず、微妙に仕上がりが違うことが見て取れるかと思います。
特にメーカーの異なるカメラやレンズを使った際には描写の傾向も大きく変わってきますので、そういった面で二台持ちをするのもなかなか面白いかと思います。
カメラを二台待ちするデメリット
一方でカメラを二台持ちすることによるデメリットについては…
- 持ち運びがしんどい
- コストが上がる
- 保管スペースが必要になる
といったところでしょうか。
持ち運びがしんどい
二台持ちをするデメリットとして、持ち運びがしんどいという点が挙げられます。
これはもう単純な話、カメラを二台同時に持ち出そうものならその分だけ重量も増します。
コンパクトデジカメの二台持ちならまあどうにかなるかもしれませんが、特に重量のある一眼カメラを複数台同時に持ち出そうものならばしんどさも増すかもしれません。
ただし、最近は一眼カメラ界隈もミラーレス化が進んでいて、二台持ちのハードルも幾分緩和されている印象はあります。
え、これはカメラ沼へ陥れるための罠じゃないかって?当の本人的には決してそんなつもりはないんですけどねーw
コストが上がる
カメラが増えれば、当然ながら比例してコストが増加します。
フォトコンテストの景品で入手するといった特殊なケースを除き、たいていの場合は大金をはたいてカメラを導入することになります。
しかも純粋に買い増した分のカメラのコストだけでなく、メモリーカードや三脚といったアクセサリー類の買い増しが必要になる場合も出てきます。
カメラを二台持ちする際には、お財布とよーく相談することを強くおススメします。
保管スペースが必要になる
カメラが複数台になれば、保管スペースのキャパシティーも問題になってきます。
これも単純な話で、カメラが増えればその分の保管スペースが追加で必要になってきます。
既にドライボックスや防湿庫を利用されている方であれば、買い増しによってカメラが収まりきらず、場合によってはワンサイズ上の製品に買い替えが必要になるかもしれません。
カメラを増やす場合には、場合によっては置く場所も考慮が必要になるかもしれませんので、その点は注意が必要です。
実際のところカメラは二台持ちすべき?
さて、この記事にたどり着いたということは、おそらく二台持ちするか否かで悩んでいるカメラ沼の住人にほど近い方が多いんじゃないかと勝手に思っています。
実際のところ、二台持ちはすべきかというと…
あれば便利だけど必須じゃない
というのが個人的な見解です。(なんか当たり障りのない結論でスミマセン。。。)
趣味の範疇で週末にちょこっと使う程度であれば、コレクターでもない限りそこまでお金をかけて二台持ちする意味は正直あまりないかなーと思います。
ただ、メリットにも挙げたように1シーンで異なる構図を取りたい場合や、万が一のトラブル時でも継続してカメラを使いたいといった場合には二台持ちが有効ではあります。
※サブカメラ選びについては以下の記事も参考にしてみてください
まとめ
カメラを二台持ちすることのメリットとデメリットを改めてざっくりとまとめると、次の通りとなります。
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
これからカメラを二台持ちしたいと考えている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m
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