皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
夜景といえば都市夜景や花火、星空がよく知られていますが、ジャンクション(JCT)夜景もまた面白い夜景の一つです。
高速道路のジャンクションは複雑な構造から、ドライバー側からすると渋滞や事故が起こりやすい厄介な場所でありますが、違った視点で見ると一種の巨大なアートでもあります。
今回は主に一眼レフカメラおよびミラーレス一眼カメラを用いた高速道路のジャンクション夜景の撮り方と、より綺麗に撮るためのコツについて紹介していきます。
ジャンクション夜景の撮り方
ジャンクション夜景の撮り方をざっくりまとめると、以下の通りとなります。
- カメラを固定する
- 撮影モードを変更する
- 露出を調整する
- ホワイトバランスを調節する
- レリーズを使ってシャッターを切る
撮り方そのものは都市夜景とほぼ同じですので、共通する部分については以下の記事をご覧いただければと思います。

ただし、露出については都市夜景と少し変わってくるため、本記事ではその点について解説していきたいと思います。
露出を調整する
カメラを三脚などに固定したら、都市夜景と同じく露出(絞り、シャッタースピード、ISO感度)を調整していきます。
ジャンクション夜景の撮影における基本的な設定はおおよそ以下のとおりとなります。
- 絞り:F2.8〜8.0付近
- シャッタースピード:任意
- ISO感度:ベース感度を軸に調整
オフィスビルの明かりなどを写す都市夜景とは対照的に、ジャンクションは夜景は間接光を用いた撮影となります。
特に周辺に街灯りが少ないジャンクションでは、都市夜景よりも露出が稼ぎづらい場合がありますので、絞りやISO感度を調整して適正露出を得るようにしましょう。
※絞り、シャッタースピード、ISO感度の関係については以下の記事も参考にしてみてください

ジャンクション夜景をより綺麗に撮影するコツ
ここまでジャンクション夜景の基本的な撮り方をざっくりと解説してまいりましたが、より綺麗に撮りたいという方は、以下の点も意識することをおすすめします。
- 超広角レンズを使用する
- 逆光に強いレンズを使用する
- ローアングルで撮影する
超広角レンズを使用する
ジャンクション夜景を撮影するのであれば、なんといっても超広角レンズが必須レベルで超絶おすすめです。
ジャンクションは非常に巨大かつ近距離の被写体となるため、超広角レンズでの撮影がもっとも適しています。
実際にほぼ同じ位置から広角レンズと超広角レンズを使用した場合、次のような違いが現れます。


特に16mm以下(35mm判換算)の超広角レンズがあると非常に面白いですので、予算が許すようであれば入手することを強くおすすめします。
APS-C機の場合は11mm、マイクロフォーサーズの場合は8mm相当になります。
逆光に強いレンズを使用する
都市夜景と同じく、ジャンクション夜景においても逆光に強いレンズを利用するのがおすすめです。
ジャンクションは道路ゆえに周辺には街灯が多数存在し、その光がレンズに直接当たりやすくなる傾向があります。
レンズに直接光が当たるとゴーストが発生する可能性が高まりますが、逆光耐性が低いレンズの場合はその影響が顕著に現れます。

逆光に強いレンズを使用することで、強い光源がレンズに直接当たった場合でもゴーストの発生を抑えることができる場合があります。
ローアングルを駆使して撮影する
超広角レンズの使用に合わせて、ローアングルでの撮影もジャンクション夜景の絵作りにとても役立ちます。
ジャンクション夜景では超広角レンズが有効だと前述で紹介いたしましたが、超広角レンズの特徴の一つに遠近感の強さが挙げられます。
特に超広角レンズを使った上でローアングルで撮影すると、遠近感がより強烈に現れます。

ローアングルでジャンクションを撮影することで迫力のある絵に仕立てることができますので、ぜひ試してみてください。

まとめ
ジャンクション夜景の撮り方を改めておさらいすると…
- カメラを三脚などで固定する
- 露出とホワイトバランスを設定する(都市夜景とは考え方が異なるので注意!)
- レリーズを使ってシャッターを切る
また、より綺麗に撮るためのコツとしては…
- 超広角レンズを使う(といいつつほぼ必須)
- 逆光に強いレンズを使う
- ローアングルを駆使して撮影する
といったところでしょうか。
夜景撮影と聞くとハードルが高そうなイメージがありますが、本記事がジャンクション夜景を綺麗に収めるためのきっかけになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m
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