写真撮影のコツ

「自分の写真を言葉にする」ために是非ともやってみたい5つのこと

突然ですが、あなたは自分の撮った写真を言葉にしていますでしょうか?

「自分の写真を言葉にすること」は、自分の作品に対する想いを相手により伝わりやすくする上でも本当に大切だなーと思います。

そこで今回は、自分の写真を言葉にするために是非とも実践したい5つのことについて紹介いたします。

自分の写真を言葉にすることの大切さ

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以前、当ブログでも紹介した中西祐介さんの名著『「いい写真」はどうすれば撮れるのか? ~プロが機材やテクニック以前に考えること』にも、「自分の写真を言葉にすること」の大切さについて書かれています。

よく「言葉にできないから写真を撮っているんだ」という方もいらっしゃいます。もちろん、それはごもっともです。言葉として表現できないからこそ、写真という表現手段を選択するのは自然の流れだと思います。しかし、「自分がなぜそれを撮ったのか?」を頭の中で整理できていると、見ている相手に対してより伝わりやすくなると思うのです。

実は先日訪問した東京カメラ部2016写真展で、10選に選ばれた一部の方とお話をする機会があったのですが、そのとき「自分の写真を言葉にすること」がいかに大切かということを強く認識させられました。

写真展では、会場にいらっしゃったお客さんへ自身の写真についての想いなどを説明することが多くありますが、自分の写真を言葉にして伝えることは簡単なようで、実は意外と難しいものです。

そこで、日ごろから自分の写真の良いところを言葉にすることを心がけるために、是非とも実践していきたい5つのことを紹介いたします。中には今すぐにできることもありますので、できるところから実践してみましょう。

写真を言葉にするために実践したい5つのこと

SNSや写真投稿サイトへ投稿した写真に言葉を添える

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今や当たり前となったTwitter、Facebook、Instagramといった各種SNSへの投稿。写真を投稿するには一番手軽な場所ともいえるでしょう。

普段、SNSや写真投稿サイトに「写真のみ」を投稿されている方も多いかと思いますが、自分の写真の良いところや想いを言葉として一緒に添えるだけでも、「写真を言葉にする」ためのトレーニングになります。

身内だけで見せるのも一興ですが、Facebookであれば東京カメラ部に代表される写真投稿サイト、InstagramやTwitterではハッシュタグ(例としてInstagramでは#東京カメラ部、Twitterでは#写真好きな人と繋がりたい)を使用すると、より多くの方々に見ていただける可能性がありますので、併せて活用してみてください。

ブログやポートフォリオサイトで作品を紹介する

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僕も今まさにブログを運営していますが、ブログでの発信も「写真を言葉にする」という点ではかなり有効な手段となります。例えばご自身のブログで撮影記を書き、写真のことについて説明するのも一つの手ですね。

副次的な話ですが、ブログを使用することにより一つの収益基盤にもなり得ます。このあたりはSNSへの投稿にはないメリットになります。

写真仲間や友人に声に出して写真を紹介する

写真仲間や身近な友人・知人に対して、自分の撮影した写真について生の言葉にして伝えるというのも、有効ですねー。後述で紹介する写真展にも通ずるところがあります。

僕も写真部(仮)をやっておりますので、メンバーに自分で撮影した写真のことを言葉にして伝えることがあります。

フォトコンテストに参加する

フォトコンテストへの参加も写真を言葉にする上で有効な手段の一つとなります。フォトコンテストは入賞して賞金や商品をゲットするのが目的だ!という方もいらっしゃると思いますが、それ以上に「写真を言葉にする」という経験を積むのに最適なフィールドでもあるのです。

多くのフォトコンテストでは写真のタイトルに加え、一言を添える欄があります。その一言の欄に自分の写真の良いところを言葉として添えてみてください。

写真展を開催する

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「写真を言葉にする」実力が求められ、そして大きな経験になるのが何といっても写真展でしょう。訪れるお客さんは一般の方々から、プロのフォトグラファーまで様々です。

大事なことは、写真という方法以外の手段で形に残すこと

自分の写真を言葉にするということは、確かにちょっと難しいかもしれません。しかし、言葉にすることで、自分の作品がより相手に伝わるようになってくると思います。

また、自分の写真を言葉にすることで、写真の本質に気が付くきっかけにもなるかもしれません。

「言葉にできないから写真にする」ではなく、「言葉から写真が生まれる」こともあるのではないか。

今はとても良い時代で、SNSや写真投稿サイトがとても充実しており、「写真を言葉にする」ための場所が整っております。これらのサイトに投稿する際に、今日からそっと言葉を添えてみてください。

 

ABOUT ME
おーわ
花火系散歩屋。関東を中心に年間で20〜50回ほど花火をながめながら撮影しています。
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