皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
梅雨時期を彩る花といえば、なんといってもあじさい(紫陽花)ですねー。
しっとりとした姿がよく似合うあじさいですが、実は意外とかわいいゆるふわな姿も似合うんです。
ということで今回は、ゆるふわでかわいいあじさいを撮るためのレンズ選び、カメラの設定、撮り方について、作例を交えながら紹介していきます。
かわいいゆるふわなあじさい写真を撮るためのポイント
機材選び・カメラの設定
望遠レンズやマクロレンズがおすすめ
背景ボケを生かした撮影となるため、レンズについては焦点距離が長め(概ね70~200mm前後)で、かつ明るい(開放F値が小さい)ものがおすすめです。
ガク(萼)※の部分をピックアップして撮影する場合、寄れる(最短撮影距離が短い)レンズを用意しましょう。マクロレンズあたりがあるとグッと寄れて面白いです。(※あじさいの花びらのような部分のこと)
キットレンズなどのズームレンズを使って撮影する場合は、焦点距離を望遠側にした上で、F値を設定可能な最小値にしてください。
また、綺麗な玉ボケを取り入れたい場合は、「円形絞り」に対応したレンズを使うと綺麗な丸ボケができます。お使いのレンズが円形絞りに対応しているかどうかは、各レンズメーカーのサイトなどで仕様を確認してみてください。
絞り(F値)は開放で
背景のボケを生かした撮り方になるため、絞り(F値)は開放にします。
画質が気になる方は1段程度絞って撮影しても良いですが、個人的には気にせず開放にしてしまってよろしいかと思います。
カスタムイメージは「ナチュラル」「フラット」あたりがおすすめ
写真全体に淡い感じを出すため、カスタムイメージ(Canonではピクチャースタイル、Nikonではピクチャーコントロール)は「ナチュラル」もしくは「フラット」などのモードがおすすめです。
露出補正はあじさいに合わせて調整
主題となるあじさいに合わせて露出を調整していきます。あじさいが白飛びしてしまわないように注意しながら、少し明るめに調整するとふわっと感が増します。
なお、撮影後にRAW現像をする場合は、ご自身が意図する露出より少し暗めにしておくと編集がしやすくなるのでおすすめです。
ゆるふわなあじさいを撮影するポイント
晴れの日は逆光もしくは半逆光を選ぶ
ゆるふわ写真といえばなんといっても逆光もしくは半逆光!ふわっとしたあじさいの雰囲気が出しやすくなります。
明るさがフラットな場所を選ぶ
ゆるふわなあじさい写真を撮る場合、全体的にハイライトとシャドーの明暗差が少ない場所を選ぶようにしましょう。
特に曇りがちな日や日陰では明るさが均一になりやすいので、ゆるふわなあじさいの撮影しやすいです。(シャッター速度が下がりやすいので、手振れには注意)
淡い色やかわいい色を背景ボケに取り入れる
ゆるふわなあじさいを撮影するための大きなポイント!背景ボケの選び方一つで主題であるあじさいの印象が大きく変わりますので、しっかりと選んでいきましょう。
ここはなるべく淡い色やかわいい色を背景ボケを軸に選ぶと良いですねー。
あじさいが咲く時期は木々の緑が鮮やかな季節でもあるので、上手く取り入れるとあじさいのゆるふわ感が際立ちます。
また、背景ボケにパステルカラーを取り入れるのも、かわいい感じのあじさいを撮るのにもってこいですねー。マジックアワーの空やかわいい色の人工物などを背景に選んでみると良いでしょう。
玉ボケも良いアクセントになる
木漏れ日などを生かした玉ボケを、使い方次第ではかわいいアクセントになります。
ただし、玉ボケを過度に入れすぎると写真全体がうるさくなってしまうので、ご利用は計画的にw
まとめ
今回はかわいいゆるふわなあじさい写真を撮るためのポイントを紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
改めてざっくりとまとめると…
- 使用するレンズは明るい(開放F値が小さい)望遠レンズもしくはマクロレンズがおすすめ
- 絞り(F値)は開放で!
- カスタムイメージ(ピクチャースタイル、ピクチャーコントロール)は「ナチュラル」「フラット」などの、色が濃く出過ぎないものを選ぶ
- 全体的に明るさがフラットな場所を選ぶ
- 背景ボケの選び方が重要!淡い色やかわいい色を背景に選ぶ
王道のしっとりとした姿を醸し出すあじさい写真も良いですが、少し視点を変えた撮影もおもしろいものです。
あじさい=雨の花という固定観念を吹っ飛ばした、かわいいゆるふわなあじさいを撮影してみてください(*´ω`*)
カメなれっ!の最新記事情報は各種SNSサイトやFeedlyなどのRSSリーダーでご購読いただけます。